「難民です、働けますか。」はどう対応するべきか
2023年、難民についての取り扱いの厳格化方針が明言されました。
皆さんの一般的な難民は、母国が戦渦にある、生命への危険があるといった外国人が日本に入国し亡命を希望するというイメージではないでしょうか。最近では、ミャンマーのサッカー選手が軍への抗議の意思を表明し、日本への亡命を希望し難民申請をしたことも記憶に新しいかもしれません。
今回のコラムでは、実際に皆さんの求人に難民が応募してきたときにどう対処すべきか、面接で何を確認したら良いかについて触れていきます。
家族滞在ビザとはなんですか
ここでは、雇用者側の立場に立って外国人がアルバイトに応募してきたのだけれど、働かせていいかどうかわからないと言った場合の参考になることを目指して書いていこうと思います。
家族滞在とは家族のうち誰かが生計維持をしていて彼らはその被扶養者として来日しています。本人は「家族ビザ」「ファミリービザ」「ディペンダント(dependent)」などと表現するかもしれません。2020年12月現在、約20万人となり国籍は上位はアジアが占め以下のようになっています。
何故、外国人労働者を受け入れるのか
もしかしたら、日本企業にとって本質的な問題かもしれません。まだ、外国人労働者を受け入れた事がない企業にとって、雇用することにメリットはあるのでしょうか。
コロナ禍における帰国困難者の状況と特例措置
新型コロナウィルスが世界を巻き込んでパンデミックになってはや一年以上経ちました。私たち日本人でさえ、この1年大変な時を経験して来ましたが、日本に在留する外国人、特に帰国困難とされている外国人の入管法上の特例措置について、面接に来たけどどうすればいいのかと言う観点から今回は触れていきたいと思います。暫定的な側面が強いため、今後執筆した日から大きく変わる可能性があることを申し添えます。
ベトナム社会主義共和国と特定技能1号
前回は、フィリピン共和国と特定技能について触れました。前回同様、お客様より問い合わせの多い手続きついて触れていきます。ここでは自社が登録支援機関や受け入れ機関として特定の手続きをしなくてはならなくなったことを想定して詳述して行こうと思います。なお、以下は国内にいる在留外国人について必要となる手続きであることを申し添えます。
外国人労働者と忠誠心
外国人を雇用する際、雇用企業によくご質問を頂く内容で、ある意味触れずにおこうとか、一部そんなことを彼らに求めるなんてとタブー視されて、放って置かれているかもしれません。敢えて今回は、このロイヤルティについて触れていこうと思います。果たして外国人労働者に忠誠心は宿るのだろうか、これは有るとも無いとも言えるかと考えます。
コロナ禍と在留外国人
この一年、私たち日本人だけではなく、外国人もたくさんのものを失ったり、楽しみを奪われたり不自由で理不尽なときを過ごしてきました。今回、私たちは一年を振り返って、緊急事態下で今後外国人にどのような情報を伝えていくべきか、どのような方法で伝えていくべきか、考えていきたいと思います。
特定技能への切り替えへの壁
わたし達は、毎月沢山の求人をいただき掲載をしています。誤ったマッチングを避けるため、応募できる在留資格を明記するわけですが、特定技能の制度そのものを知らずに、フルタイムで仕事ができると単純に考え問い合わせをする外国人がそれなりにいます。(今後、私たちの新しいサービスでは、アルゴリズムとAIによりマッチングは自動になります。)
日本語レベル、面接で仕事上支障がないと判断するための3つのコツ
英検などのように、日本語を外国語とする方達のための日本語力を測るテストはどのようなものがあるのでしょうか。日本語能力検定(JLPT)は、1984年からスタートし、当初数千人が受験しただけでしたが、2011年には60万人超が受験するなど、日本語の試験としては最大のものになっています。JLPTは5級から1級まであり、1級が一番難しく漢字のレベルは中学生〜高校生と言っていいかと思います。
留学生、家族滞在オーバーワークを見極める6つの兆候
今回は、すでに外国人を雇用している方向けのコラムです。外国人と一緒に働いてみて、楽しいこともある反面、疑問に思うこともあるかもしれません。特に、おや?入管法上大丈夫かな?思った時の解決法を提案できればと思います。面接したときは、いつでもシフトに入れます!と言っていたのに、働き始めてから、なかなかシフト変更をお願いしているのに、叶わない、そんな時はダブルワークなどの可能性を疑った時ぜひ確認してみてください。