公開日 2021年2月16日 最終更新日 2022年4月27日
在留カードとは日本に中長期在留する外国人に携帯を義務付けている身分証と考えて良いかと思います。大きさは免許証や銀行のカード、クレジットカードなどと同じ大きさです。日本に中長期、平たく言うと半年以上在留する外国人が保有しています。
この在留カードには、写真の貼付に加え、名前、性別、国籍、生年月日、在留資格のほか、住所等が記載されています。
偽造はなぜあるのか
なぜ偽造をしようとするのでしょうか。できれば有利な在留資格で長期間日本に居たいからという理由が一つ挙げられます。「有利な」というのは、在留期間に制限がないこと、働くことのできる業務内容や時間に制限がないステータスが欲しいからと考えて良いかとおもいます。また、様々な事情から母国に帰れなかったり、日本にいてもっと働きたいからというのが大きな理由かと考えます。例えば、失踪した技能実習生や在留期限が切れたり、退学・ドロップアウトした留学生などが挙げられます。
在留カードのチェック方法
ホログラムの有無を確認しましょう。ホログラムは、下図のように数カ所あり、下記3箇所のように角度を変えると緑色からピンク色に変わります。 また、在留カード等番号失効情報照会も一つの方法ですが、有効な番号が売買されているケースがあるため、予め照会してもその有効性に制限があることを知っておいた方が良さそうです。
