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外国人労働者と忠誠心 » 外国人材の募集採用ならLTB

公開日 2021年5月11日 最終更新日 2022年4月27日
目次
1 そもそも彼らに忠誠心はあるのか
2 忠誠心は培うもの
3 ステレオタイプのわな
4 向き合い方の一考
5 私たちの事例
外国人を雇用する際、雇用企業によくご質問を頂く内容で、ある意味触れずにおこうとか、一部そんなことを彼らに求めるなんてとタブー視されて、放って置かれているかもしれません。
敢えて今回は、このロイヤルティについて触れていこうと思います。
果たして外国人労働者に忠誠心は宿るのだろうか、これは有るとも無いとも言えるかと考えます。
例えば、出稼ぎ留学生とも揶揄されている、本来の目的である留学を主としてではなく、仕事をしに来日している外国人は、その殆どが母国の家族へ送金するためや、来日するために借り入れた借金返済のため、出稼ぎに来ているから、例えバイトで雇っても、すぐ時給や待遇のいいところに移ってしまう、雇用している側の人情やなさけを無視していると言った言葉も聞かれます。
忠誠心は培うもの
弊社が創業から7年、今まで経験してきた数々の例を紐解くと、どうもロイヤルティが無いと外国人だけが責められるべきでは無い可能性はあるように考えています。彼らを、特に技能実習生は一時期国会にも取り上げられましたが、安価で代替可能な部品としての労働力としてとらえた場合、雇用する側がいくら忠誠心を強く求めたとしても、あまり良い反応は得られなさそうです。
ステレオタイプのわな
また、国ごとおおよそ性格的な特徴が影響するからとか、文化的な背景からウチはこの国籍とは相性がいいが、他の国は合わなかった、と言う意見も散見されます。 日本人が、外国に行った場合にも、やはり同じような尺度で見られているわけですが、短期間観光等でその様に評価されている場合には、皆さん気になさらないかも知れません。 実際、自分がその国に住んで、仕事をして、地域のコミュニティと交わるとき、日本人はこうだからと、通り一辺倒で決めつけられるのは、誰しもそれぞれの個を無視されるようであまり心地の良いものでは無いような気がします。 私たちがこういった話をするとき、よく事例として、初めての外国、ニューヨークのスタバでバイトを始めたご自身を想像しませんか?と、お願いをしています。早口の英語で怒鳴るようにモーニングコーヒーをオーダーする金融街に出勤する客、もたもたおじおじしていると一気にクレームに繋がりそうで表情も対応も固くなっていく自分。同僚からは、あいつ日本人だから真面目なんだけど、スマイルが足りないんだよなと指摘されてしまう。
だいぶ脱線してしまいました。では、彼らの中に忠誠心やロイヤルティを醸成していくためにはどうしたら良いでしょうか。

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