この記事でわかること
- LTB(株式会社エルティービー)の社名の意味と設立背景
- 創業期サービス「TOKYOJOB」のスタート
- 2017〜2018年のビジネスモデル転換
- 2021年時点での事業規模
1. LTB=Live to Business
LTBは「Live to Business」の略称です。2014年に設立された株式会社エルティービー(LTB Corporation)の社名には、代表・鈴木にとって「企業に活力を」という設立の想いが詰められた会社名でした。
設立当初は、中小企業に日本人の大学生に地元に戻って働いてほしいや地域活性化のために都会から地方に戻って働く意義を伝えたいと思って人材ビジネスをスタートしました。企業クライアントは一定集めることはできましたが、学生さんは全く集めることができませんでした。
2. 2014年職業紹介許可を取ってスタートしたドメインとは
日本人の新卒紹介が全く振るわない中、たまたま出会ったネパール人大学生に大きなヒントを得ました。「自分たちは『仕事』を見つけられなくて困っている」私は、彼らの力を借りることで企業の活性化につながるのではないかと、厚かましくもそう思い「外国人ワーカー紹介」というドメインで事業をスタートします。
LTBの創業期は、日本語学校の留学生を中心としたアルバイト・パートタイム就労のマッチングからスタートしました。彼らに面接同行したら、「怖がられたりクレームになったら困るから、お客さんに見えないように裏口から入ってほしい。」と言われたり、彼らと一緒に銀行で口座を作ろうとしたら、警備員の方に入り口で止められて、「お帰りください。」と言われたりしました。また、寮に遊びにいったら、6畳一間にの畳部屋に6人の外国人が、一人にあてがわれたスペースが、スーツケース1つ、パイプベット1つという蛸部屋に住んでいることに遭遇したりしました。
彼らの生活の実態や彼らに向けられる日本人の目線から強く「選択肢が限られた人の、選択肢を増やしたい」と「日本で安心して働ける場を届けたい。」思うようになりました。
それは自分がシングルマザーで、学歴もないために働く選択肢が狭まれていたことに類似性を見出して、ゲームチェンジをするんだという強い気持ちが働いた瞬間でもありました。
サービス名は「TOKYOJOB」。日本に住んでいて働きたい外国人と、外国人スタッフを必要とする企業をつなぐ求人マッチングサービスとして事業を立ち上げました。小さなチームでしたが、事業として成長させること、そして日本の就労先の企業の皆さんに信頼をしていただけるように必死でした。
4. 2017年黒字化もコロナと共に転換を迫られる
2017年頃から、急速にコンビニ店員や居酒屋のホールなど外国人ワーカーへの認知が一気に広がりました。彼らが働くことはもやは普通になっていったのです。私たちも、紹介の回転率を高速化することで黒字化を達成。一方課題は依然としてあり、メンバーが高速回転に疲弊して辞めていくということが起きていました。このマッチングを自動化できないかと考え始めた2020年、コロナが世界中を席巻し、私たちが対象としていたお客様「客室清掃」や「飲食店」はシャットダウンという事態に見舞われ、私たちも事業転換を迫られました。
そこで、2021年、私たちがマッチングのボトルネックになっていて、散々悩まされてきた「在留資格」と「職種」「雇用形態」をあらかじめマッチングできる外国人採用に特化したプラットフォーム「TOKYOJOB」をリリースしました。最初は、「在留資格」と総務省の「産業分類」とをマッチングさせることとしましたが、あまりに一般的な職種呼称と異なるため相当わかりづらくどなたも使ってくれないことがわかりました。
そこで、私たちは、一般的に使われる「職種」さらに「雇用形態」にアップデートし、在留資格と紐づけることにしました。このマッチングアルゴリズムは、私たちが今まで辛酸を舐めながら溜めてきたナレッジを元に作り込み、何と1万パターン以上になることとなりました。
5. 次のステップへ
私たちは、この後、このマッチングアルゴリズムをスマホに搭載し、外国ワーカーの在留カードをタッチするだけで、雇用可否判定ができるアプリに昇華させることとしました。
LTBの歩みは、次の記事に続きます。
