留学生:週40時間労働させても良いかどうか確認する確実で唯一の方法

留学生は週28時間しか働けない

留学生は週28時間しか働けません。なぜ留学生は週28時間しか働けないのでしょうか。
諸外国では、留学生のアルバイトを認めていない場合もあります。理由は留学という蓑を着た出稼ぎを防ぐためです。
実は日本にやってくる留学生も、自分で留学という在留資格以外に、就労を認めてほしいという資格活動を認めてもらって初めて、アルバイトができることになります。学生の本分はやはり学業です。身を弁えた働き方が必要だという意味合いで良いかと思います。

週28時間の考え方はこちら

留学生導入の趣旨と私たちが感じる効果

そもそも留学生が増えた背景はどんなものだったでしょうか。
留学生30万人計画が打ち出されたのが2008年、当時2020年までに留学生30万人を達成するという目標でした。この計画が導入された当初、「アジア、世界との間のヒト、モノ、カネ、情報の流れを拡大する「グローバル戦略」を展開して、最終的に「日本へのファンを増やす」という趣旨だったかと思います。2017年ですでに30万人を優に超え、31万人超となりました。

留学生の推移
2008年 138,514
2009年 145,909
2010年 201,511
2011年 188,605
2012年 180,919
2013年 193,073
2014年 214,525
2015年 214,525
2016年 277,331
2017年 311,505
2018年 337,000
2019年 345,791
2020年6月 280,273

さて、実際に「日本で学び、日本を好きになり、母国に対して日本の良さ」を発信しているのでしょうか。私たちが日々会って話を聞く限り、80%以上が日本の社会に好意的な印象を持っているようです。
ただ、留学生として「日本の教育に対して得るものがある」というよりは、もっと違う側面で評価を得ていると考えています。私たちは「当たり前だ」と感じる生活インフラについて、以下のように日本に住む外国人にとってはとても魅力的なようです。

  1. 日本語がわからないと厳しいことを言われるが、日本人は基本的に優しい。
  2. 日本は街がきれい。ゴミが落ちていない。
  3. 夜中に女の子一人でも出歩ける。治安がいい。
  4. 道を聞いても無視されない。大体丁寧に教えてくれるか、ちゃんと連れて行ってくれる。
  5. 電車が急に止まっても、きちんと理由がすぐアナウンスされる。
  6. 電線の音や橋の音、工事をしている理由など何かおかしいと思って尋ねても、包み隠さずきちんと教えてくれる。

さらに、就職して家族を連れてきたい、日本の学校に子どもを入学させて日本の教育を受けさせたいという声もアジア地域中心によく聞かれる声です。

週40時間労働させても良いかどうか確認する確実で唯一の方法

さて、留学生はそもそも働くために入国しているわけではないという話に触れました。そのため普段、労働は週28時間という制限がありますが、夏休みや冬休みなどの長期休暇は週40時間働かせる事ができます。これは学校ごとに学則によって夏休みや冬休みといった長期休暇が決められていることによります。また、学校の方でも、入国管理庁にあらかじめ長期休暇の期間や日数を届け出ています。
実際に、アルバイトしている留学生がそういった長期休暇を背景に長時間労働を申し出た場合、何を持って夏休み冬休みが本当であるか確認したら良いでしょうか。
とってもシンプルで間違いのない方法、それは、留学生に「学校に長期休暇の証明書だしてもらってね」と伝えましょう。
留学生がたくさん働けると言っても、まずは真に受けず学校の証明書を取り付けるようにしましょう。

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